男はつらいよ
昨夜、ASKAさんがブログで書かれていた、"男はつらいよ 寅次郎夢枕"を見ました。
始まりの、寅さんの夢のシーンからもう、ASKAさんが書かれていた事を思い出して、にやにやしてしまいました(笑)
どの風景も、おうちの中の物や様子まで、映っているものがすべてが、古き良き昭和な感じ全開でした(当たり前ですが)
クスクスって笑えるシーンや、ハハハって笑えるところもあったり、おもしろいシーンがたくさんで、おもしろかったです。
肝心の、「じょーじゃんじゃないよー。」のシーンの流れは、ASKAさんが書かれていた内容とちょっと違いました。
まぁASKAさんも、かなり昔に見られた映画かもしれないので、少しばかり、その辺の記憶の曖昧なところがあられるのかもしれないですね。
寅さんが告ったんじゃなくて、寅さんもお千代さんの事が本当は好きなんだけど、寅さんのお部屋に下宿している恋に奥手な大学の先生が、お千代さんに恋い焦がれていることから、自分の気持ちをがまんして、おれがまとめてやんなきゃしょうがねぇってことで、2人の仲を取り持とうとしたんだけど、お千代さんは寅さんからプロポーズされたと勘違いして、照れながらも嬉しそうにOKするんですけど、あの先生のことを言ってたんだということに気づいて、
「あたし勘違いしちゃった。」
「勘違いって誰とー。」
「寅ちゃんと…。あたしね、寅ちゃんと一緒にいると、何だか気持ちがほっとするの。寅ちゃんと話してると、あぁ私生きてるんだなーって、そんな、楽しい気持ちになるの。寅ちゃんとなら一緒に暮らしてもいいって、今ふっとそう思ったんだけど。」
「じじ、じょー、じょーじゃんじゃないよー、そんなこと言われたら、誰だってビックリしちゃうよー。」
「じょうだんじゃないわ。」
寅さんはそれを聞いて、お千代さんの自分に対する気持ちを知って、驚いて腰が抜けたような状態になります。
その様子を見たお千代さんは、たぶん寅ちゃんを困らせてると思い、ほんとは好きなのに、
「うそよ、やっぱりじょうだんよ。」
という、なんとも切ないシーンでした。
とてもいい映画でした。
DVD買おうかなぁ…?